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2022.06.10

レポート

信州Makes教室 小学生の部 レポート

はじめに

こんにちは

カントリーマァムはココア派、ちーくんです!

 

6月4日、5日に行われた「信州Makers 教室 小学生の部」の様子を紹介します。

テーマは「お祭り」でしたので、小学生の部は「3つの単語を組み合わせてお祭りを表現しよう!」を題材に活動を行いました。

 

一体どんなお祭りの表現されたのでしょうか、早速みていきましょう!

工作は突然に。

ウォーミングアップとして、くじ引きに書かれたお題を工作してもらいました。

くじは生き物、食べ物、道具の三種類。

説明を簡潔にして、手を動かせば、緊張も解れ

テンションも上がってのちの活動も楽しくできる!という狙いがあります。

また部屋の中央には自由に使えるいろいろな素材と道具があるスペースを設け、作りたいものが作れるよう工夫しました。

(本番の活動の前にどこに何があって、何ができそうか考えられるようにしておく狙いもありました。)

打ち解けタイムとお題発表

出来上がったものを持ってここで自己紹介と、作品の見せ合いっこタイム!

制作で温まったところで行う事で共通の話題の元話せるため、初めましてでもスムーズに打ち解けることができていました。

 

一通りのウォーミングアップとあいさつが終わったところで本題です。

「3つの単語を組み合わせてお祭りを表現しよう!」

聞いた時点では子ども達はぽかんとしていました。

突拍子のない言葉三つを合体させてお祭りにするなんて訳がわからないまま制作に入らせないよう

サンプルには特に気合を入れました。

サンプル祭り

にしくんと私とで、子ども達同様一枚ずつくじを引きでた言葉三つを組み合わせ、

お祭りそのものを作ったサンプルと、お祭りの屋台を作ったサンプルを用意。

お祭りの方はかなりハジケた内容になりましたが、これをみたときに

「こんなことをしてもいい、作ってもいい(作れる)んだ!」「確かにそれってお祭り表現してるね!」

と安心して楽しく活動できるようになるものを心がけ作りました。

 

流石にお祭りはハジケすぎて子ども達を置き去りにする内容になってしまいましたが、活動自体は理解してもらえたようで

開始の合図と共に「どんなことしようか?」とお祭りの表現に真剣に取り組む姿が見られました。

そして新たなお祭りの誕生

表現されたお祭りは儀式に注目した作品もあれば、ご飯の屋台を作った作品もありバラエティに富んだものとなりました。

 

中でも印象深い作品を1日目と2日目から一点ずつご紹介します。

画像左の屋台は1日目の参加者の作品で、「せんべい」「ねこ」「タイヤ」を組み合わせた的当ての屋台。

こちらは用意された的に銀紙を丸めたものを当てると「あたり」「景品はおせんべい」やねこに当てると「はずれ」とscratchからセリフが流れる仕組みになっています。

このセリフは参加者の小学生が自ら声を録っており、scratch上ながらも屋台の人との臨場感のあるやりとりを見ることができる作品でした。

 

画像右は2日目の作品で、「かに」「ショベル」「にんじん」を組み合わせたその名も「かにとにんじんの屋台」!

そのまんまの名前が味があって素敵ですね。中身もまんま食べ物屋台なのですが、品揃えがとにかく豊富なのが特徴で、かに料理は5つ、にんじんは6つのメニューがあり気合の入った屋台でお祭りを表現してくれました。

 

 

さいごに

ものづくりはその場の雰囲気で何をどこまでできるか決まる、と私は思っています。

なのでワークショップ等では参加してくれる皆さんの頭で思い描く発想やしたいことが

そのまま活動になるような雰囲気づくりを心がけています。

 

今回のMakers教室ではのびのびと工作をしている様子や

お祭りを表現するため大きさや外観、小道具、scratchでの演出などいろいろな方法を考える姿が見られました。

 

今後もそういった活動をできるよう頑張っていきたいと思います!

 

以上ちーくんでした!それではまた!

 

この記事を書いたクリエイター

PLAY&CRAFT 主任研究員

ちーくん

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