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未来工作BLOG

2021.10.01

レポート

新島学園中学校1年生授業 デジタル工芸教室 2021年度前期レポート

こんにちは、しーちゃんです!

本日は、毎年恒例新島学園さんのデジタル工芸教室のレポートをしていきます。

群馬県の新島学園中学校ではデジタル工芸教室と称して毎年全学年全クラスに対してプログラミング授業を行わせていただいています。

(6月に行った中学3年生の授業レポートはこちら

わたしは新島学園さんに行くのが初めてで、尚且、久々の中学校という場所にわくわくしながらお邪魔しました。

20年ぶりくらいの技術室。母校ではないけれど、ザ・技術室!の風体にものすごく懐かしさを覚えました。

準備万端で待ち構えて、いざ生徒さん達とご対面。

新島学園さんではかれこれ7年前程からデジタル工芸教室を開催させて頂いていますが、今回の1年生はこの日が初めて。

初対面のわたしたちに少し緊張している子もいるように見受けられ、中学生かわいいな~と微笑ましく思いながら授業の内容説明を進めて行きます(あべちゃんとよーだが)

“チョイストーリ”を作ろう!

今回の授業内容は、「スクラッチとキータッチを使って“チョイストーリー”を作ろう!」というもの。

「スクラッチを見たことがある、触ったことがある人〜?」の質問には半数以上が手を上げていて、プログラミング必修化を実感した瞬間でした。

そんなスクラッチで作ったプログラミングと、アナログ工作の作品をキータッチで繋いで、ちょっとしたストーリーを作成してもらいます。

左はあべちゃん、右はしーちゃんのチョイストーリーサンプル。

あべちゃんは無人島に流れ着いたダンボールのダンくんが島を探索して、ヤシの実や水、木材をゲットして島を脱出するというチョイストーリー。

しーちゃんはお裁縫が得意なので、大好きな縫い針を擬人化して、縫い針くんの一日を紙芝居風にしたチョイストーリーでした。

作成開始

最初は若干戸惑っている様子だった子ども達も、サンプルを見てなるほど、このくらい単純でいいのかと理解したようで、やる気スイッチが入ったのがわかりました。

授業時間2時間。前後に説明や発表があるので作業時間は実質1時間弱。

早速班のメンバーと相談してストーリーを考え、ギミックを考え、工作で作るものは何にするかを考えます。

その過程はクラスはもちろんのこと、班によっても毛色が違っていて見ていてとても面白かったです。

全員で工作から始める班、プログラミングから始める班、さっさと分担して作業を始める班など様々。

 

今回、コロナの影響で分散登校になっていた新島学園。

班の人数がまばらで、2人だけの班や5人もいる班などあり、人数少ない班大丈夫かな…と少し心配していたのですが、2・3人の方がむしろスムーズに内容が決まり各々の担当もすぐに決まっていたように感じます。

人数が多いに越したことはない作業もありますが、このくらいの作業量だと2・3人が適当なのだなと実感しました。

 

作品発表

さて、あっという間の1時間。

「時間足りない〜!」の声にお応えして5分程度の延長後(1時間じゃ短いよね〜もっとやりたいよね〜わかる)、各班発表に移ってもらいました。

少ない時間の中、どの班も想像以上のチョイストーリーが出来上がっていました。

特にしーちゃんの好みだったものを独断と偏見でいくつかご紹介します。

まずこちら。

氷くんの後ろに繋がれたA・B・CのクリップにEARTHのクリップが付いた棒で触れると、攻撃が効いたか効いてないかのセリフを喋る、アクションゲームのようなチョイストーリー。

この氷くん、スクラッチの中のスプライトなのですが元はオレンジで火の玉のような姿でした。

自分たちで色を変えて氷のようにして背景にも北極や南極のようなものを選び、そっくりな実物を工作するという丁寧な作業が見られました。

 

次にこちら。

女の子2人の班が作ってくれたチョイストーリーは、ハリネズミがお散歩をするもの。

工作したハリネズミの手足にA・B・Cのクリップを繋げ、土台の芝生にEARTHのクリップが設置されています。

ハリネズミがお散歩をして進むとパンが落ちていて、それを食べると大きかったパンがちゃんと小さくなるプログラムがされていました。

こちらもハリネズミは元々違う色。

結構な人数の子どもたちがスプライトの色を変えたり大きさを変えたりする手段を既に知っていて驚きました。

 

最後はこちら。

 

ダンスステージのような画面ですね。

この班の、他の班には見られなかったプログラムは、スプライトが手前に出てくる動きをするところ。

あべちゃんに質問したりしながら頑張ってプログラミングをして、工作でステージとお人形を完成させていました。

ステージにA・B・Cのクリップが付いていて、お人形に繋がっているEARTHが触れると画面内の人が手前に進んでくる仕様でした。

本当は全部の作品をご紹介したいところですが、3クラス分もあるので今回はこの辺で。

印象的だったのは、どのクラスも質問が想像以上に少なかったこと。

未来工作ゼミスタッフと初対面で緊張があったことも多少関係しているかも知れませんが、中学生ともなると自分で考え周りの友達に相談し解決する力が随分育っているんだなと感じました。

もう1点は前述もしましたが、予想以上のチョイストーリー達が完成したこと。

短い時間の中で、知ってるとはいえそこまで触ったことのないスクラッチと、初めて使うキータッチを組み合わせて工作をするのは大変だったと思います。

少し説明してサンプルを見てもらっただけでこれだけのクオリティを仕上げてくるなんて、今後が楽しみです。

子どもって本当に大人が思う以上に、事細かに教えなくても色々出来ちゃうなぁと改めて感じた2日間でした。

 

次回も是非お邪魔させて頂きたいと思います!

それではまた。しーちゃんでした〜!

この記事を書いたクリエイター

PLAY&CRAFT 主任研究員

しーちゃん

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