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未来工作BLOG

2021.05.26

レポート

2021年度木島平村小学校5年生プログラミング出張授業レポート_5月

こんにちは。
未来工作ゼミのハカセ。よーだです。
プログラミングの授業を担当させてもらっている木島平小学校へ出向いて出張講座を行ってきました。その時の様子をレポートします。

一人一人の端末を活かしてデジタル紙芝居を作ろう

本年度からGIGAスクール構想というものが本格的に始まり、小中学校で一人一端末のPCを持つことになっていくそうです。
木島平の小学校でも全員が自分の端末をもってプログラミングの授業に挑むことになります。
せっかく一人が一つのPCを持っているので、今年の最初の制作テーマは「班で協力してデジタル紙芝居を作ってみよう」としました。
一人の端末を紙芝居の一ページに見立てて連続した物語を作ってもらいます。

班に分かれて物語を考えよう

最初にサンプルとしていくつかの作品を見てもらいイメージができたところで班に分かれて開発スタートです。それぞれの画面を見せ合いながら、どんなお話にするかを話し合います。考えたお話の動きやセリフをコードで再現する方法も班の中で教えあってもらいました。
開発にあたっては班で画面を見せ合ったり、必要に応じて工作をしたりするので給食の配膳室につかわれている広い教室を利用しています。

一人一人の端末をもって班の作品発表

話し合いながらそれぞれの端末で作ったシーンを持ち寄って発表会です。
連続した物語になっている班もあれば、それぞれ独自に作ったシーンを口頭でつなぎ合わせてお話に仕立てている班もあり、内容や作り方は千差万別でした。
これからいつも使うことになる端末を使って物語を作ってもらったのは、可能であれば休み時間などにボードゲーム的に連作のお話や動画作品を作って、生活や遊びの中でコンピュータを活用してほしいと思ったからです。

むすび

本年度から一人一端末をもっての授業が始まるという事で、それぞれの端末を活かして作品制作できるテーマを考えてみました。
紙芝居という身近な要素にすることで、作るもののイメージが付きやすくみんなサンプルを見たとたんに作り始めてくれ、班ごとにいろいろな物語ができました。
一人一人が端末を持つ時代にどのようにプログラミングを使って作品制作していくか、未来工作ゼミでも今後の課題としたいと持っています。

この記事を書いたクリエイター

プログラミングのハカセ

よーだ

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