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未来工作BLOG

2024.02.13

レポート

木島平村5年生出張講座レポート

キャラクターを動かすコントローラーを作ろう!

木島平村小学校に出張授業に伺った様子をレポートします。

この日は小学5年生の授業でした。5-6時間目を使ってプログラム言語のScratchキータッチというツールを使って「キャラクターを動かすコントローラーを作ろう!」というテーマに挑戦してもらいました。

KeyTouch(キータッチ)は、好きな物を何でも入力装置に変えられる電子基板。ワニ口ケーブルなどで配線してうまく反応させると、キーボードのA~Hキー入力をパソコンに送ることができます。この仕組みと「○○キーが押されたとき」のScratchプログラムを組み合わせると現実の動きでコンピューター上のプログラムを動かすことができます。

決められた接点が電気的につながると反応するので紙やダンボールとアルミホイルを組み合わせるだけで、ボタンのようなものが簡単に作れます。この仕組みを利用して画面の中のキャラクターに踊ったり、音を出したり、ジャンプしたりと動きを付けてもらいます。画面の中で何が起こったら面白いかな。そのためにはどんな入力があると良いかな。と言う点を考えてもらいました。

みんなのコントローラーで動かしてみよう!

野球をモチーフにしたり、ボタンが無視の形になっていたり、画面内のキャラクターを4人力を合わせて躍らせたり、プログラムに力を入れている場合もあれば、凝った工作をしている場合もあり、一つとして同じもののない思い思いの作品が完成しました。
授業の後半では、作ったものを見て回るギャラリーウォークの形式で発表会にしました。学校の授業では生徒たちそれぞれに関係性ができているので、こちらからは班に分けたりチームを組ませたりすることはありません。一人で一つ作る生徒もいれば、数人で手分けする生徒もいますし、工作、プログラムうそれぞれが作ったものを組み合わせて作品にまとめる生徒もいます。
どの様なアプローチで作品を作ったか、他者の作品をみて内容だけでなく、作り方や考え方も共有できると良いと思っています。

むすび

プログラムに限らず講座をやっていると、毎回なるほどを膝を打つようなアイディアに出会えます。想像して、作って、ためす事を繰り返して作品が形になっていく中で、生徒たちも驚きや発見をしてくれているのが分かります。
次もどんなアイディアを見せてもらえるのか楽しみです。

この記事を書いたクリエイター

プログラミング研究員

よーだ

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