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2021.12.14

レポート

中学校技術授業でプログラミング!新島学園中学校2年生授業_2021年度後期レポート

こんにちは。
未来工作ゼミのハカセ。よーだです。
群馬県の新島学園中学校ではデジタル工芸教室と称して毎年全学年全クラスに対してプログラミング授業を行わせていただいています。
中学校2年生の技術科でプログラミング授業を行ってきましたので、その時の様子をレポートします。

Scratchとキータッチで「年末年始を楽しく過ごせるもの」を作ろう

今回の授業では、「年末年始を楽しく過ごせるもの」というテーマで、Scratchと工作作品を作ってもらいました。
2コマ2時間弱の授業時間で、班に分かれれてテーマに合わせた作品を考え、プログラムと工作、配線までやらなければなりません。
この授業では「アイディアを出す事」と「チームで分担して効率よく作業を進める事」を意識してもらいました。スタート直後はなかなか議論も進みませんでしたが、年末年始の行事を思いつくとそこから様々アイディアが飛び出し、各班ともPCや工具をひっかきまわしながら作業を進めていきました。

色々なアイディアが登場!

年末年始というと、クリスマス、大掃除、大晦日(除夜の鐘)やもちろんお正月などいろいろな行事があります。
作品もそれらの行事に合わせていろいろなものが出来上がりました。写真の左側は「お餅を詰まらせないように食べるゲーム」といって、口の周りと喉の奥にそれぞれスイッチがあり、口の周りにさわらず(詰まらせず)にどの奥のスイッチを触れる(食べられる)とクリアとなるものでした。結構ニュースになる事柄をうまく作品に落とし込めていると思います。
右側の写真はクリスマスモチーフの作品で、様々に書かれたカードに触れると対応した音が鳴るという作品でした。カラフルなカードの見た目も楽しく、年末年始楽しく過ごせそうな作品になっています。

むすび

身近なイベントに関連したテーマという事もあり、楽しくアイディアを出せてもらえたと思います。
チーム制作でもプログラムが得意な人や、工作が得意な人、意見をまとめるのが得意な人と役割を分担して制作にあたってくれました。
中学1年生からこういったアプリケーションの作成を繰り返すことで、コンピュータをどのように使って自分の思いついたアイディアを形にしようか。という考え方を学んでもらえればと思っています。

この記事を書いたクリエイター

プログラミングのハカセ

よーだ

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