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2020.11.17

レポート

木島平小学校4年生プログラミング授業レポート_11月

こんにちは。
未来工作ゼミのハカセ。よーだです。
課内の授業を担当させてもらっている木島平小学校へ出向いて出張講座を行ってきました。その時の様子をレポートします。

たびたびブログでも書いていますが、未来工作ゼミのプログラム授業ではプログラムの書き方、コーディングを教えることはしません。
テーマやチャレンジを設定し、グループごとにパソコンや教材、プログラミングを使ってどのように解決するかを考えてもらうようにしています。
あくまでプログラミングは課題を解決するための手段としてとらえてもらいつつ、モノづくりを通してコンピュータを道具として活用できるようになってもらいたいからです。
コーディングもやりたいことに対して、どのようなプログラムにしたらいいか、できるだけグループで話し合って解決してもらいます。

身近な道具とお話できるようにしよう!

あくまでプログラミングは課題を解決するための手段としてとらえてもらいつつ、モノづくりを通してコンピュータを道具として活用できるようになってもらいたいからです。
今回はテーマを「身近な道具とお話できるようにしよう!」として、生徒たちが持っている持ち物をつかって触ったり動かしたりするとキータッチが反応してパソコン上で文字や音声で話してくれるキャラクターを作ってもらいました。

すでに4年生の生徒たちは、テーマに向かってグループで話し合って開発する。ということを何度か繰り返しているので、テーマを発表したとたん、作りたいものを発想するのも仕組みやプログラムを考えるのもグループで協力してどんどん進めてくれました。
ランドセルやノート、着てきた服やハサミなど、身の回りの品に目が付いたり口が付いたりして楽しいキャラクターに変化していきました。

最後は発表、どんなキャラクターが生まれたかな?

2コマ90分の授業はあっという間に時間が過ぎて、最後はグループごとに作品発表です。
自分達の工作とプログラムした画面をみんなに見せて説明します。
このグループの作品はとてもユニークで、いくつかの洋服にキータッチのキーが割り振られており、触ると「脱ぎ捨てないでー」などとかわいく整理整頓してほしい旨をしゃべってくれます。
画面にも部屋に脱ぎ捨てられた服が表示されていて、きちんと片づけるように叱ってくれるキャラクターになっていました。

むすび

抽象的なテーマに沿った開発は、決められた手順やプログラムの例がないので一見教える方が大変に思えますが、試行錯誤できる環境とやるべき事を明確にしてあげると、生徒たちは驚くほど能動的に考えて作品を作ってくれます。
同じテーマでも授業事に実に多種多様なアイディアが生まれてくるので、発表の時間がとても楽しいです。次回のテーマは何にしようか。未来工作ゼミでは生徒が夢中になって挑戦して、楽しい作品を生み出すテーマをいつも考えています。

この記事を書いたクリエイター

プログラミング研究員

よーだ

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