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2020.10.26

レポート

中学校技術授業でプログラミング!新島学園中学校2年生授業_2020年レポート

こんにちは。
未来工作ゼミのハカセ。よーだです。
群馬県の新島学園中学校にて中学校2年生の技術科でプログラミング授業を行ってきました。その時の様子をレポートします。

技術プログラミング授業「デジタル工芸教室」とは

デジタル工芸教室は中学技術の木工作品制作と、プログラミング授業とを一緒にやってしまう授業です。
中学1年2年3年それぞれでプログラミング授業を行いますが、マウスパッドやメモスタンドなど、パソコン作業で必要になる木工作品を事前に制作しておき、プログラミング授業で使いつつ、時間内に焼き印の押印をして最後の仕上げまで行う。という点がユニークです。

この日の中学2年生の授業ではとあるテーマを設定してのプログラム作品制作に挑戦してもらいました。
テーマは前期と同じく、発明ツールであるキータッチを使った物理的な入力とScratchプログラミングを組み合わせて「自宅で運動不足にならないための道具を作ろう!」としました。
前期授業時は新型ウィルス感染対策にかかる分散登校で、生徒数も半数だけでしたが今回はクラス全員40名弱が4名ずつ別れた合計10チームでの授業となりました。

2コマの授業で、製作時間は実質1時間程度でしたが、様々なアイディアが飛び出しました。
アルミホイルを動体に巻き付けてキータッチの接点として、キーに接続された棒をもって打ち合うフェンシングや、上履きにアルミホイルを巻いて、これまたアルミホイルで出来たボールを蹴ると画面内でボールがゴールに向かって飛んでいくサッカーなど、ダイナミックに体とアルミホイルを使った作品が完成しました。

こちらの作品は、グローブに見立てた手に持ったアルミ製の容器を使って、アルミホイルを巻いたボールを投げあうキャッチボール。画面内でもキャラクターがボールを投げあう楽しい作品でした。
以外にキャッチボールという発想は過去の講座でも見たことがなく、発表でインタビューを担当したアベちゃんも感心しきりでした。

むすび

プログラミング講座で毎回思うのは、やはりアイディアを出すのが一番大事であるという点です。
今回の授業でもプログラミングについてあれやこれやと指導したことはなく、実現したイメージをどうしたは表現できるかの相談の乗るのが主でした。やりたいことや実現したいアイディアが軸にあると、生徒たちは自発的に考えて動いてくれるのだと感じました。

この記事を書いたクリエイター

プログラミングのハカセ

よーだ

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