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【プログラミング教育】信濃町小中学校(アプリ開発)
こんにちは。
未来工作ゼミのハカセ。よーだです。
8月7日、8日、9日に信濃町の信濃小中学校でアプリ開発講座を開催しました。その時の様子をレポートします。
本講座はプログラミング教育実証事業の一環で実施されています。
1日に70分の講座を2回セットとして、以下の様なスケジュールでScratchでアプリケーションを開発します。2日目となる今回は、アイディアを形にするアプリ開発作業です。
メンターの指導を受けながら、みんなでScratchプログラミングです。
チームの何人かで一緒にパソコンを覗き込みながら、これでいいのかな?こうじゃない?と話し合いながらプログラミングしているチームもありました。ペアプログラミングというプログラミングの技法が自然と発生していました。
アプリの見た目、グラフィックもチーム内で確認しながら進めます。
1日目の設計で紙に書いたパーツをScratchのスプライトに分割して書いていきます。Scratchでも絵はかけますが、文字を書くのは少し大変。複雑な操作はメンターが補助して進めていきます。
大事なのは発想を形にすること。パソコンの使い方が分からないことでストレスにならない様に注意します。小学生くらいの生徒であれば、言い聞かせなくともメンターの操作を見て自然に操作を覚えてくれたりします。
チーム内でチームに分かれて作業します。プログラムチームはメンターの指導をよく聞いてプログラミング。グラフィックチームはみんなで考えたアプリ画面の絵をパソコン上で再現するよう頑張りました。
各チーム、初日の企画の段階で決めた役割に分かれて作業を進めます。
ペンチームのアイディアは暑い図書館を「サムいダジャレを言うアプリ」を開発して寒くする。と言うものでした。
アプリに登場するのは「ダジャレを言う人」と「ダジャレを言われる人」言う人が歩いてきてダジャレを言うと、言われる人が凍りつく。というアニメーションを、繰り返して表現するところまでできました。
最終日にはダジャレを音声で読み上げるようにする事と、アニメーションがもっとなめらかに動くように絵のパターンを追加する事が目標です。
ペン_中間シート
四太郎チームは暑い図書館にいる時間を短くするために、お勧めの本の場所を教えてくれるマップアプリを開発中です。この日だけで、おススメカテゴリーをユーザが選択して、書架の場所までナビできる機能ができました。
最終日はナビの矢印の大きさやナビ中の音楽などを付けてアプリを完成させるようです。
四太郎_中間シート
ペンギンチームはみんなにもっと外で遊んでもらうためにルーレットで外遊びの内容を決めてくれるアプリを制作。
スタートボタンを押すとペンギンのくちばしが回って、止まった所が今日の外遊び。と決められるというアプリとして必要な機能はすべてそろっていました。ほとんど完成と言ってもいい出来栄えです。
最終日はルーレットが回っている間に音を出すようにしたいと、さらに完成度を上げていきます。
ペンギン_中間シート
三者三様のアプリ開発が行われた日でした。とくに元気いっぱいのメンバーがそろった四太郎チームは、もっとハチャメチャになるかと思いきや、三チームの中で一番地に足のついた仕上がり。開発中もあーだこーだ言いながらも、動きをさっさと決めて開発していました。
開発ペースも良く、すでに各チーム基本機能は完成して仕上げを待つばかりです。発表会ではどんなアプリが発表されるか楽しみです。
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