みなさんは生き物、好きですか?
私はなんだかんだ小さい頃から熱帯魚、小鳥、ハムスター、犬、カブトムシ、クワガタなど並べてみるとそれなりの数の生き物に囲まれていたので、とても大好きです。
こんにちは!寒さに弱いちーくんです!
年の瀬ですね。布団がなかなか離してくれない時期になってきました。
ぬくぬくしながら読んでください!
それではどうぞ〜!
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研究員ののん気なコラム(ちーくん#1)
みなさんは生き物、好きですか?
私はなんだかんだ小さい頃から熱帯魚、小鳥、ハムスター、犬、カブトムシ、クワガタなど並べてみるとそれなりの数の生き物に囲まれていたので、とても大好きです。
こんにちは!寒さに弱いちーくんです!
年の瀬ですね。布団がなかなか離してくれない時期になってきました。
ぬくぬくしながら読んでください!
それではどうぞ〜!
突然ですが!
本コラムは最終的に「フロリダ・ブルー」をみなさんと一緒に見たいなぁという内容でお送りしようと思っています。
「はて。フロリダ・ブルーとな?」
ご存じない方も多いはず。このフロリダ・ブルーはアメリカザリガニの体色が青に固定された改良品種を指す言葉として用いられます。
フロリダ・ハマーとも言うそうですよ。
なぜザリガニ?と言いますと我が家には9月末に家族になったザリガニがいるのです。
(青いアメリカザリガニの育て方だけ見たい!という方は、『やっときた!ザリガニブルー化計画』までGO!)
9月30日アソビズムの田んぼにて稲刈りが行われました。
(Instagramでの投稿:https://www.instagram.com/p/CjIDXs6hcwX/?hl=ja)
その帰り際に見つかったのは、卵を抱えた一匹のアメリカザリガニ。
アメリカザリガニは知っている方も多いでしょうが、海外から来た大食漢なことで有名です。
食性は雑食で水草を主食とし、小魚、水生昆虫など捕食できるものは比較的なんでも食べ、水草の生育を阻害する稲を切って枯してしまうこともしばしば。
その食いっぷりは固有の生き物だけでなく水草も平らげてしまい、景観を大きく変えてしまうほどの影響力を持っているのです。
そんなアメリカザリガニを見つけた時とるべき対応は「食べる」か「殺す」か「寿命まで飼育するか」。
(ちーくんの考える対応です。)
残酷な話ですが、本来アメリカザリガニは日本にはいなかった生き物。増えてはならない存在。
ザリガニに罪はなくても人間には持ち込んだ責任があります。
なので命を絶つか、自然界と切り離すか、それら以外の選択肢は初めから「ない」のです。
私は甲殻類アレルギーなので食べられません。(味は気になりますが。)かといってただ殺すのはポリシーに反します。
そこで私は飼育する道を選択。
田んぼのため、ひいては周辺の生態系のため私の飼育下で命を全うしてもらうことになりました。
そんな出会いをしたアメリカザリガニの名前は「おたえ」。
今ではすっかり我が家の一員です。
写真はおすまし顔のおたえさんと、脱走が発覚後見つかったおたえさん。
ほんの少し重めの話でしたが、ここから明るい感じになっていきます!
出会った時は卵だったおたえの子どもたちも今ではすっかり稚ザリガニ。
うちに来て一ヶ月くらい、プレクラにてちょうどハロウィンワークショップの行われる朝にわぁー!っと卵から孵りました。
それはもう凄まじい光景で、最初の水槽では地面が稚ザリガニで覆われるほど。
その後は水槽内の自然淘汰で数を減らし、現在は10匹弱の稚ザリガニとおたえで大きくなった水槽の中過ごしています。
生まれてすぐの稚ザリガニとおたえ。エサに群がっています。
水槽を新しくしてしばらく。それまで小さな小さなエビでしかなかった稚ザリにも変化が。
幾匹かおたえを小さくしただけのような見た目に変わっているではありませんか!
小さくても「ザリガニ!!!!!」といったハサミを持った独特のシルエットに成長した稚ザリを見た時の心境は、
さながら親戚のおじちゃん、おばちゃんそのもの。
大きくなったねぇ。
しかしそこで気がつきました。
みなさん、アメリカザリガニって赤くないですか?
おたえも赤いんですよ。
まだ透明な甲殻から透けた色はなんと青!
ブルーなんですよ!!ブルー!!!
卵の孵化から見守っていた私でないと見逃しちゃうね。
アメリカザリガニの体液は青いとか、透明だとか言われています。
ただ調べてもいまいちどっちだとも言い難いので、私が観測した事実をもとに本コラムでは青いとさせていただきます。
おやおや?やっと最初の話に戻ってきたのかい…?
アメリカザリガニの体液は青いことが先の項にて判明したわけですが、ではなぜ我々の知るアメリカザリガニは「赤い」のでしょうか。
その秘密は「アスタキサンチン」と呼ばれる抗酸化力のある天然色素がザリガニの食べ物に含まれており、それが蓄積することで赤くなると言われています。
食卓にのぼるエビやカニに火を通すと赤くなるのもそのためです。
つまり!至極簡単、単純明快エサにアスタキサンチンの含まれるないもの、サバや煮干しを与えれば理論上体液の色である青が強く表に出て
青いザリガニ「フロリダ・ブルー」が見られるというわけです!
簡単とは言ったものの、やはりそれだけでは栄養が偏りから、寒さに弱くなるそうなので水温管理と3回に1回は通常の飼料を与え経過を観察していこうと思います。
通常青が出るまで半年ほどかかるらしいので気長に応援していただけると幸いです。
長くなりましたがここまで読んでいただきありがとうございました!
それではまた次回!
選ばれしブルーへの道を辿るお子の紹介
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