BLOG

未来工作BLOG

2020.01.14

木島平村小学校プログラミング授業レポート第5回目

こんにちは。
未来工作ゼミのハカセ。よーだです。
今年度より長野県木島平村の小学校にて小学4年生を対象にプログラミング授業を行っています。
総合的な学習の時間を使って小学校でも必修となる”プログラミング”について学びました。その時の様子をレポートします。

コーディングクイズ「タスクフォース」に挑戦

web_DSC_0576
今年度のプログラミング授業は最終回ということで、学んだことを活かしてクイズに挑戦してもらいました。「あちこちに動き回るスプライトを作ろう」といった様々なチャレンジが書かれた「タスクカード」をいくつクリアできるかな?というものです。
星一つから星五つまでの難易度の「タスクカード」があり班ごとに好きなものに挑戦してもらいました。難度が上がるほどに複雑な処理が必要になっていきます。
web_DSC_0566
カードのお題はすべて「なになにするスプライトを作ろう」というような抽象的な指令が書かれています。振る舞いは指定されていますがどのようなコードで実現するかは指定されていません。要求されている指示に合わせてどんなコードを書けばいいか、班ごとに相談して試行錯誤してもらいました。
web_DSC_0568
先生へプログラミングの質問は無しというルールで挑んでもらったのですが、実際は質問があるかなと思いきや、PCの操作のトラブル以外で質問してくる生徒はいませんでした。クイズ形式ということで聞かずにどれだけクリアできるか。とゲームのように楽しんでチャレンジしてもらえました。
web_DSC_0569
タスクカードが完了すると、アベちゃんによる確認が入ります。確認OKとなるとカードにスタンプを押して完了マークをしてもらえます。難易度が高いものにどんどん挑戦していましたが、じょじょに行き詰る班も現れました。どうしてもわからないときは、すでに完了マークをもらっている班に教えてもらったりと、教室内全体で情報を共有しながらプログラミングしてくれました。

むすび

web_DSC_0571
授業時間にして二コマ、90分程度でしたが、どの班も10種類あったタスクカードのうち6~8種類くらいクリアすることができました。星五つのカードは結構な高難度を想定したのですが、ほとんど助言もなくクリアできており、生徒たちの探求心を刺激するのはやはり大事だと感じました。
木島平村小学校での2019年度のプログラミング授業はいったん終了となりました。4年生を対象としましたが生徒たちからは来年もやってみたいとの声があがり、嬉しく思います。来年度以降も未来工作ゼミで協力できるのであれば、さらに学びを深められるように授業を考えたいと思います。

この記事をシェアする

一覧へ戻る

TOP