BLOG

未来工作BLOG

2019.12.23

木島平村小学校プログラミング授業レポート第4回目

こんにちは。
未来工作ゼミのハカセ。よーだです。
今年度より長野県木島平村の小学校にて小学4年生を対象にプログラミング授業を行っています。
総合的な学習の時間を使って小学校でも必修となる”プログラミング”について学びました。その時の様子をレポートします。
web_DSC_0577
今回の授業から学校に新しいタブレット型PCが配備され、各教室にも授業システムが導入されていました。せっかくなのでタブレットPCを使わせてもらい、ゲーム開発に挑戦してもらいました。

ゲームってどういうことかを想像しよう

web_DSC_0578
一般にプログラミング教室だとゲーム作りをするときには、小冊子を用意して書かれているプログラムを一言一句間違わないように・・・というような流れになりがちなのですが、今回はそれでは面白くないと思ったので、小冊子もルールもなくゲームをゼロから自由に作ってもらいました。
web_DSC_0580
タブレットPCは教室の人数分ありましたが、今回はあえて班に二つずつに絞って配布しました。ゲームってどういうこと?キャラクターの動きで楽しくするにはどうしたらいいの?という事を班の中で話し合ったり、動きを確認しあってほしかったからです。
こうしたのは、特に小学校のプログラミング学習はあくまでコンピューティングの素養を身に着けることが目的で、プログラムの書き方を覚える必要性が低いと考えるので、個人学習よりチームとして開発する学習をしてもらいたかったためです。
web_DSC_0581
とはいえ子供たちの創造性を適度に刺激してあげることで、どうしても喉から手が出るほどプログラムの書き方も知りたくなります。こうなったときにチームで制作していると、あーでもないこーでもないとチーム内で相談してプログラムの書き方の問題も自分たちで考えて解決してくれます。
木島平村小学校の子供たちは、こちらの思惑通り作りたいものに必要なアイディアと技術を自分たちで話し合って相談して学んでくれました。

むすび

web_DSC_0583
最後は各班で作ったゲームをそれぞれ発表しました。今回からは授業システムが導入されていたので発表も大変スムーズにできました。
ちなみに未来工作ゼミは各学校を回っているので、大体の学校の授業システムを初見で使いこなせるという特殊能力を持っています。
発表ではそれぞれの班でとてもユニークな。しかし自分たちのやりたいことはとてもはっきりして、それを表現できている作品ばかりでした。個人的に好きだったのは、鳥のキャラを操作して電撃をよけるゲーム。失敗して電撃にあたると鳥のキャラがフライドチキンになってしまうというオチがとても愉快でした。。
未来工作ゼミではこれからも創造性を大事にした授業を行っていきたいと思います。

この記事をシェアする

一覧へ戻る

TOP