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未来工作BLOG

2019.10.11

信州大学ジュニアドクター育成塾 成果報告会レポート

こんにちは。
未来工作ゼミのハカセ。よーだです。
県立長野図書館で行われた信州大学ジュニアドクター育成塾の成果報告会に参加してきましたので、その時の様子をレポートします。。

ジュニアドクター育成塾とは
国立研究開発法人 科学技術振興機構による「科学技術イノベーションを牽引する傑出した人材の育成に向けて、理数・情報分野の学習等を通じて,高い意欲や突出した能力を有する小中学生を発掘し、さらに能力を伸長する体系的育成プランの開発・実施を行うことを支援」するジュニアドクター育成塾事業として,2019年度から信州大学が採択されたものです。
公式WEBより

様々な作品が勢ぞろい

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この日は県立長野図書館の「信州・学び創造ラボ」を会場として、この日までに作ってきたコンテストへの出展を目指して作品の発表会でした。
塾生40名とその保護者・関係者がそろったので、かなりの大人数となっていました。
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発表は4つのグループに分かれて作品を陳列して、見学者が見て回る展示会のような形式でした。一人一人の発表ではない分、やや緊張せずに済みますが、声をかけて呼び込まないと発表を聞いてもらえないという難しさもありました。
見て回ると、どの塾生も非常に流暢に発表しており、中には手製のスライドを紙に印刷して紙芝居のように発表するなど、発表方法もよく練られてていた塾生もいました。
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いくつか作品を紹介します。こちらの写真はソーラー充電器です。中央の緑のパネルの裏がソーラー充電器となっています。パラボラアンテナのような銀のボウルで太陽光線を集めて発電効率を上げているそうです。
もちろんソーラー充電器もブレッドボードなどで自作したものです。
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こちらは教科書を自動でめくるマシン。上部の車のモーターでページを動かして、ある程度ページの紙が盛り上がったところでサーボモーターでペラりとめくるという仕組み。動きが良く考えられていました。
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写真ではちょっとわかりにくいですが、これはお掃除ロボットです。ペットボトルとモーターで回るファン、ホースで吸引部分を作り、それを自走する車に乗せて動き回るようにしています。なにより発表では実際にごみを吸わせていて、ちゃんと掃除機として動く。という点に驚きました。

むすび

ジュニアドクター育成塾はキータッチでの工作講座の開催などで未来工作ゼミもちょっとだけ協力させていただいていますが、学習内容はそれ以外にも多岐にわたっています。
プログラミング学習から電子工作から、理科的な知識まで、期間内で学んできたものを生かして、塾生たちがそれぞれに考案して実装した作品たちはどれ一つとして同じものはなく、そのどれもに個性がありとても面白かったです。
育成塾はまだまだ続きますので、これからもどんな作品が生まれるのか非常に楽しみです。

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