BLOG

未来工作BLOG

2019.05.09

国際こどもの日ーミニ KOINOBORI を作ろうー レポート

こんにちは。
未来工作ゼミのハカセ。よーだです。
5月5日に県立長野図書館「信州・学び創造ラボ」でミニ KOINOBORI を作ろうという講座をFabLab長野、県立長野図書館との合同で開催しました。その時の様子をレポートします。

こどもの日に鯉のぼりを作ろう!

DSC_0446
この日は「信州・学び創造ラボ」にあるメーカースペースに定員いっぱいの参加者が集まってくれました。会場がとても広かったので保護者の方が一緒でもスペースは余裕でした。広いっていいですね。
DSC_0448
実は「こどもの日」を制定している国は世界中を見ても殆どないこと。日本文化としての鯉のぼりという物がとてもおもしろいという2つの要素がFabLab界隈で盛り上がり、Global Kids Dayというイベントとして何年か前から起こっていたそうで、この日は世界中のFabLabともコラボレーションしたイベントとなりました。
DSC_0450
鯉のぼり作るとはどうするかと言うと、骨組みや布に描かれる下絵はすでにデータとしてFabLabネットワークで共有されているので、レーザーカッターで骨を切り出し、UVプリンターで鯉の下絵を布に印刷して、参加者の子どもたちに自由にペイントなどをして組み立ててもらおうという流れでした。
DSC_0453
まずは開いた状態の鯉に思い思いにペイントしたり、シールを張ったりしてデザインしていきます。それが終わったら、骨組みの組み立てです。木でできた背骨とプラでできたアバラを組み立てます。
DSC_0454
骨組みにデザインした布をくるりと巻き付けてテープやグルーガンで止めたら出来上がり、棒に固定してこの日のためにFabLab長野でデータ制作してもらった棒の先の回転球を取り付けたら完成です。
DSC_0456
講座の最後にはビデオ会議のシステムでWEBを通して世界各国のFabLabネットワークと交流しました。参加したみんなのアイディアや個性が出た様々な鯉のぼりが泳いでいました。

むすび

DSC_0458
三者協定後、早速の共同ワークショップをなった今回のミニ KOINOBORI を作ろうですが、連休後半にもかかわらず、定員いっぱい参加していただき、参加者の作品もそれぞれ良さがあり、とても楽しい講座となったと思います。
その他のFabLabでの開催で作成されたものを見ても、国や地域ごとに特色が出ており、それらをシェアすることでもっと想像力が膨らんでいくのだと感じました。これからもFabLab長野や県立長野図書館「信州・学び創造ラボ」と協力していろいろな講座を開催できればと思います。

この記事をシェアする

一覧へ戻る

TOP