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未来工作BLOG

2019.08.09

木島平村農村交流館プログラミング講座レポート

こんにちは。
未来工作ゼミのハカセ。よーだです。
先日、長野県木島平村の農村交流館にて小学4~6年生を対象にプログラミング講座を行ってきました。その時の様子をレポートします。

プログラミングして外で遊ぼう

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農村交流館学校だった建物を地域の人が集まる場所、公民館として活用している建物で、広いグラウンドがありました。会場を下見した時にピンときて、この講座のテーマを「プログラミングで外遊びを改造しよう」にしてみました。
どういうことかというと、例えば缶けりで缶に近づかれたことを感知するセンサーを作ったり、かくれんぼで隠れている者同士が通信できる通信機を作ったりできないかな?という感じです。
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この講座は2019/7/26(金)から2019/07/28(日)の3回行われました。連続で参加しても、ある日だけ参加してもよいと言う緩めの参加条件としました。
小学校でプログラミング授業を受けている4年生も多数参加してくれ、にぎやかな講座になりました。
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参加者は3人~4人のチームに分かれて、テーマを伝えると一斉に製作に取り組み始めてくれました。使用した教材はmicro:bitとScratchです。micro:bitは加速や傾きを検知できるため、動きのある外遊びを組み合わせるために最適であろうと判断して採用しました。
教材は使えるかどうかよりも、テーマにあっているかどうかを勘案して採用するのがコツかと思います。
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1日2時間の講座でしたが、1時間強で製作し、30分くらい外で実際に遊んでみて成果を試しました。作られた作品は、たとえば色おにをする際に画面の色と音声で次の色を決めてくれるルーレットや、バナナおにの皮をむいてもらえた回数を数えるカウンターなど、様々な外遊びプログラムで遊びました。
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パソコンを地面に置いてグラウンドを走り回るという”プログラミング”のイメージとはちょっと違う講座となりました。
会場の特性を生かしつ学校の授業とはちょっとちがう内容にできたと感じます。学校の授業でプログラミングをやったことのある参加者がやったことの無い参加者に教えてあげたりと、相乗効果も出せた講座となりました。

むすび

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農村交流館では三日でそれぞれテーマを変えていろいろな遊びを作りました。学校の授業から離れることで参加者もちょっと違う雰囲気で製作に臨めたと思います。
本講座と学校の授業は、両方とも木島平村の教育委員会さまからのご依頼でしたが、プログラミング教育の重要性が叫ばれはじめた昨今、凄いスピード感と熱意でご依頼をいただいたため、未来工作ゼミも力が入っています。学校授業ももっと盛り上げていけるように努めたいです。

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