未来工作ブログ
2018.08.26

信州Makersキャンプ実施レポート

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こんにちは!
未来工作ゼミのハカセ、アベちゃんです。
今回は8月3日から5日におこなわれた、信州Makersキャンプの様子をお伝えします。

信州Makersキャンプって?

信州Makersキャンプは、長野県教育委員会主催のもと、未来を創造する視点を持った人材の育成のため実施された合宿型のものづくりイベントです。

運営として、未来工作ゼミと、FabLabNagano/信州大学の学生スタッフの皆さんが参加し、まさに産学官の3者で連携して実施されました。


この日は、夏休み真っ只中の8月3日。
塩尻市の長野県総合教育センターに25名の小中学生が集いました。
県内の小中学校からこの日のためにやってきた、ものづくりが大好きなクリエイターのタマゴ達です。

今日から3日間、小学生と中学生で、それぞれ4チームずつに分かれてもらい、寝食を共にする仲間たちと、トコトンものづくりを行います。

1日目 ~アイディアをカタチにしてみよう!~


自己紹介を終えたら、道具の使い方と、それを使って何ができるか、をチームで考えました。
はじめにカッティングマシンや3Dプリンタといったアナログなものづくり、
次にパソコンや入力装置「keyたっち」を使ってデジタルなものづくり、と両方からアプローチしました。

そして、だいたい使い方が分かってきたら、それを使ってチームでアイディアを考えます。
いいアイディアを思いついたら、実際に作って、特別に用意した『Jr.特許出願用紙』を提出!

独自性があり、優れたアイディアであれば、出願が認められ、用紙が掲示されます。
どのチームも、掲示された他のアイディアも参考にしながら、どんどんと新しいアイディアを出していきました。

2日目 ~「身近な困ったこと」を解決しよう!~

2日目は、次の日に行う発表会に向けた課題解決型の作品制作です。
制作のテーマは「身近な困ったことを解決する作品」!
昨日使った道具やアイディアを駆使して、チームで作業を分担し、完成へと導きます。


はじめにそもそも、「身近な困ったこと」って何だろう?とチームで話し合います。
チーム内だけでも既に生じている問題や、社会全体で考えられている問題など様々です。


このチームは、家や部屋にドロボウが入ったら困る、と防犯をするための作品を作っていました。

ダンボールで作った家の床が2重底の構造になっていて、誰かが侵入すると床下に仕込んだ手作り圧力センサーが働き、接続してあるコンピュータから警告音が鳴るというもの。
家を丸ごと作るというダイナミックなものづくりと、床下の計算された緻密なものづくりのコントラストがすばらしい作品です。


コワイ!これは一体!?

どうやら、この人形(?)の目にあたる部分が、ものとの距離を測るセンサーになっているそうです。
これがどのような作品になるのかは、またのちほど。


こちらのチームは部屋が散らかってしまう、というとても身近な問題。
なぜ散らかるのか?という疑問から、Tシャツを畳まないでいるからだと道筋を導きました。

そこで、Tシャツを畳むことが楽しくなる作品を作ろう、と考えたのがTシャツ型のコントローラー。
Tシャツをダンボールで出来たコントローラーに乗せ、パソコン画面上のゲームと連動してパタパタと順番に折ることで畳まれたTシャツが完成するスグレモノ。

どの作品も、思わず欲しくなってしまうものから、意外なアプローチで問題を解決するものまで、皆さんそれぞれの工夫が見られました。
次の日はいよいよ発表会。中学生チームは遅くまで発表の練習をしていました。

3日目 ~発表会!~

最終日。
この日は、2日目にみんなが作った作品を、ステージで発表する日です。

キャンプに参加していた仲間やスタッフだけではなく、学校の先生や保護者の皆さんも集まり、審査員の先生たちが目の前で見ている中の発表です。


作った作品を持ってステージで発表。
なお、この発表において中学生の部で優秀賞、最優秀賞を授与されたチームは、12月に茨城県つくば市で行われる「科学の甲子園ジュニア全国大会」に長野県代表として出場することができます。
それもあって、発表会場内にも、独特の緊張感が漂います。


中学生はプレゼン用のスライドも作成しての発表です。
きちんと論理立てて作品の紹介ができているでしょうか。審査員の目が光ります。


デモンストレーション中にうまく動かない!なんてアクシデントもつきものです。
発表時間内であれば、まだまだ動かすチャンスがあります。
その場で修理したり、別の見せ方を考えたりと、あきらめずに、再トライです。


そして、数ある作品の中から最優秀賞を獲得した作品はコチラ。
先程の、目がセンサーとなっていた無骨な人形が、まったく新しいフォルムに生まれ変わりました。

この作品は、家の庭に集まってくる野良ネコに困っていたチームが、野生動物を追い払うために作ったものです。
動物や人が近づくと、人形に繋いであるパソコンからイヌの鳴き声などの警告音が出て、距離に応じてその激しさが増す、というものです。

どこにでも置ける可愛らしいデザインだけでなく、野生生物の撃退や、ドロボウ・不審者などへの防犯にも使えるとのこと。
その汎用性と技術力の高さにより、見事最優秀賞を獲得されました。

おわりに


キャンプ中、先生のお話にもありましたが、ものづくりには人をつなぐ力があります。

今回、初めて会う仲間たちとの、初めて行う共同作業となりましたが、どのチームも作り上げてくれたものは、そんな苦難など微塵も感じさせないような素晴らしい作品ばかりでした。

もっと良くしたい、作りたい、という気持ちがあれば、例えばまったく言葉の通じない外国の人とでも、きっとものづくりが一緒に楽しめるはずです。

これからどんどん変化が激しくなる世界で、たくさんの仲間と協力し、自分たちで課題を見つけ解決し合えるようになれたら、きっと楽しい未来を作る事が出来ると信じています。

未来工作ゼミでも、こうした輪がもっと広がるように活動出来るよう、たくさんの人とこうした機会を増やしていけるよう頑張ります!また次のイベントでお会いしましょう。

アベちゃんでした。

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