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未来工作BLOG

2017.10.26

長野市立加茂小学校クラブ活動 学校教育とプログラミング

こんにちは。
未来工作ゼミのハカセ。アベちゃんです。
長野市立加茂小学校で行わせていただいている、パソコンクラブの活動支援についてレポートします。
この活動のついてはこちらも参照してください

表現のためのプログラミング

6月より行ってきました加茂小学校におけるパソコンクラブ支援活動。
いよいよ後半に入り、11月5日の長野駅ビルMIDORIで行う報告会に向けた制作を行います。
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過去4回に分けて行ったプログラミング授業を踏まえ、最後にオリジナルゲームを開発です。
生徒ごとに作りたいゲームは千差万別。皆で教えあいながら、表現したい動きを作ります。
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出来上がった作品は早速みんなで交換し合って遊んでみます。
「これどうやったのー!」「私もそれやろ!」という声も聞こえてきます。
そこには、プログラミングは難しいとか、自分には関係の無い事だとかという思いはありません。
友達からもらった感想や、誰かの作品の良い所をもとに、さらにゲームを楽しくしていきます。
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そうしてレビューしあっていると、ちょうど下級生たちが教室にやって来ました。
クラブ活動の見学で、学校中を見て回っているとか。
せっかくなので、下級生の皆にも作ったゲームを遊んでもらいます。
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後輩の楽しそうな姿に、作者の先輩としてちょっと誇らしげ。
自分が表現したかった事、面白いと思った要素をうまくゲームで表現できたようです。
最後の報告会に向けて、良い発表練習になりました。

学校教育とプログラミング

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今回のクラブ活動では、生徒達はゲームの完成や誰かに遊んでもらうという目的の下、ゲーム制作を中心にプログラミングの授業を続けてきました。
その中で、プログラミングはひとつの手段であり、表現したいモノゴトがあって初めて活用されました。
それにより、生徒たちから自分でやってみたいという気持ちを引き出せたかと思います。
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2020年より、初等中等教育段階においてプログラミングが必修化、とされています。
ですがそれは、新しい教科が追加される、勉強しないといけない事が増える、ということではなく、生徒たちの「やりたい事」を表現できる幅が広がるということなのだと思います。
普段の学校生活や教科でより身近に、通信が、コンピュータが使われるようになる事こそが、学校教育におけるプログラミングの活用なのだと、今回の活動を通じて体感しました。

成果報告会のお知らせ

本パソコンクラブ活動支援のまとめとして、下記の日程で成果報告会を行います。
半年間、実際の教育現場でプログラミング授業を実施したその結果となります。
ご興味がおありの方はぜひお越し下さい。
11月12日(日)14:30~15:30
長野駅ビルMIDORI内 『りんごのひろば』にて

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当日は加茂小学校パソコンクラブの生徒たちも、作品を持って発表を行います。
会場も入退場自由となっておりますのでぜひお気軽にお越しください。
報告会に関してのご質問などは未来工作ゼミまでお気軽にお問い合わせ下さい。

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