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未来工作BLOG

2017.08.08

長野市立加茂小学校クラブ活動 プログラミングの腕試し 伝位試験

こんにちは。
未来工作ゼミのハカセ。よーだです。
長野市立加茂小学校で行わせていただいている、パソコンクラブの活動支援についてレポートします。
この活動のついてはこちらも参照してください

伝位(でんい)試験に挑戦!

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この日の活動では、未来道場でプログラミングの腕がどれだけ上がったかを自分で試せる仕組みとして活用している「伝位(でんい)」に挑戦してもらいました。
伝位とは、武道の道場などで使われる技能の高さを示す指標です。段位と言う場合もあり、柔道の一段二段などと同じ考えです。
未来道場では、古武道を真似て、下から順に初伝、中伝、上伝、奥伝、皆伝の五段階で腕前を示しています。
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阿部ちゃんから伝位試験の内容について説明を受けてスタートします。
伝位はいくつかの練習問題と、試験問題に分かれています。練習をすべてクリアすると試験に挑戦でき、試験クリアで伝位認定となります。
この日は「中伝」の内容にチャレンジ。キャラクターが矢を撃てるようにする。矢を操れるようにする。的キャラクターが動きまわるようにする。といった「プログラムで実現したい動き」だけが提示されるので、どうやってプログラムすればいいか考えて思考錯誤します。
どんな方法でも良いので、お手本と同じ動きが出来ればクリアです。プログラミングには正解がありません。入力の結果求められた出力ができれば、やり方は千差万別のため、腕試しも学校のテストとはちょっと違ってきます。

どうすればいいんだろう?を考える

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ここまでのゲーム開発では動かし方の一例が提示されてきましたが、伝位試験ではどうやって動かすかをScratchのブロックとにらめっこしながら考える必要があります。きっと「ずっと」「動かす」必要があるから、このブロックを組み合わせてみよう。とトライ&エラーを繰り返して動きを近づけていきます。
Scratchの使い方は今までのゲーム開発で覚えているので、あとはブロックを組み合わせる順番を以下に考え付くかが勝負になってきます。
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とはいえ未来工作ゼミのワークショップは、分かる人が分からない人に教えることは全然OK。
一人がわかると友達みんなに自慢げに教え出します。人に教えることで自分の復習にもなり、自発的に学んでいくことになります。
やり方も千差万別なので、どちらがよりお手本に近いか、あーでもないこーでもないと話し合うこともしばしば。こんなやり方で出来たぞ。と言った発見も分かち合いながら、みんな「中伝」試験をクリアしてくれました。

むすび

何回かのゲーム開発を経て生徒たちも頼もしくなってきました。
動かし方や仕組みを発見するたびに、次はどんな改造をしようかな。どんなゲームにしようかな。と意欲がわいているようです。
夏休み明けからはいよいよ発表用の制作に入ります。続報もお楽しみに!
本活動やご見学のご依頼は未来工作ゼミにお問い合わせいただければと思います。

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