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未来工作BLOG

2017.07.06

長野市立加茂小学校クラブ活動 ゲーム開発を通してプログラミングを学ぶ

こんにちは。
未来工作ゼミのハカセ。よーだです。
長野市立加茂小学校で行わせていただいている、パソコンクラブの活動支援についてレポートします。
この活動の詳細についてはこちらを参照してください

アベちゃんの解説で開発スタート

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クラブ活動で講師を務めるのは、未来工作ゼミのハカセアベちゃんです。
プロジェクターを調整したり、配布するデータを準備したりと用意に大忙しです。そんなことをしていると授業が終わった小学生達がパソコン室に集まってきます。クラスも学年も違うので、仲良しグループでバラバラに集まってくるのが小学校のクラブっぽいところ。
集まってきた小学生は早々にパソコンの電源を入れて自分のアカウントでログインしています。パソコン室が整備されて普段から授業で使っていると、普段使う道具として慣れていくのだと思います。
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みんなそろって授業の開始です。今日はどんなゲームを作るんだろう。開発のためのテキストは配る間もなくみんな我先にと手元に持って行きます。
最近ではみんなアベちゃんの説明を聞く前にもう開発をガシガシ進めていきます。とはいえこの日もって行ったゲームは今までとはちょっと違い、ソースコードの例が乗っていません。
プレイヤーキャラクターをアニメーションさせてみよう。上下左右に動けるようにしてみよう。といったようにゲームで必要な動作をさせるための記載がされているだけで、そこからどういうプログラムをすればいいかは自分で考える必要があります。
“やりたいこと”からそれを実現するための手順を組み立てていくのです。未来工作ゼミで開発したプロトタイプハッキング式テキストは習熟度に応じて難易度を柔軟に変化させる事ができます。

ゲーム作りが日常の事に

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完成させないとゲームは遊べません。未完成品を動かして遊んでいても完成できない事に気が付くと、みんな自然とアベちゃんの言う事に注目しだします。
難しい事はなく、むしろ優れたプログラムほどシンプルにできているものです。順を追って考えていけば、今まで作ったゲームと変わらないので自然と反復練習になります。
クラブ顧問の先生もアベちゃんの解説を聞いてもらって一緒に指導してもらっています。プログラミングは実はとても簡単で、基本は同じことの応用です。未来工作ゼミの講座を体験してもらえると、プログラミング、イコール難しいもの。という概念が変わると思います。
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ゲームが完成するとお待ちかねのハッキングタイム。ゲームを変えて何回も挑戦しているので、みんな言われずともプレイヤーキャラクター以外のソースコードを読みだします。
講座で自分が開発したモノ以外はハカセ達が組み上げたプログラムです。一つ一つ処理を読み解く事でゲームの中のロジック、開発者の思考を読み取っていきます。
こうした事を積み重ねることで、自分のアプリやゲームを開発するときにも、あの時みたあのキャラクターの動きをさせよう!あそこで表示されていた文字の処理をマネすればいいんじゃないかな?といった風に思いだすことができます。
私たちが小さいころに遊んだゲームや読んだ本、映画館でみた映画のように、論理的思考がその楽しさと一緒に記憶されていってほしいと思っています。

むすび

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加茂小学校のクラブ活動支援も中盤です。
様々ご反響を頂き、見学をご希望される方も増えています。学校様の了解が取れればご見学はどなたでも可能ですので、まずは未来工作ゼミにお問い合わせいただければと思います。
これからは発表用のゲーム開発に進んでいきます。続報もお楽しみに!

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