こんにちは。
未来工作ゼミのハカセ。よーだです。
サマーアドベンチャーキャンプ2016レポートでは書き切れなかった物語をお送りするシリーズです。
今回は特に、参加者たちの取材や、マルシェ当日の出店でお世話になった皆さんについてです。

しぜんこうぼのぱんや きなりさん

まずは黒姫チームがお世話になった、きなりさんです。
飯綱町で、天然酵母や無農薬有機栽培の全粒粉やライ麦を使ってパンを作っていらっしゃいます。
オーガニックの物や、旬の食材を生かし、体にやさしいパン作りを目指していらっしゃるそうです。

焼きあがったパンの様子です。
素朴な風情で、それでいて写真からでも香りがたちそうなくらい、艶めいていますね。
参加者の子供たちが、喉を鳴らす音が聞こえてきそうなほどです。

おいしそうなパンたちを、携えて、マルシェに出店して頂きました。
様々な色や形のパンたちが、芝生の緑に映えます。当日私も買いたかったのですが・・・。どういう状況になったのかの顛末は、本筋のレポートに譲ります。

大きな看板で、メニューやおすすめ商品のPRもばっちり、準備万端ですね。
この日は、お店の営業もある中、朝早くからパンを準備してくださり、マルシェにご協力いただきました。
きなりさん、本当にありがとうございました。
パンの発送なども行っておられそうなので、ぜひ食べてみてください。
しぜんこうぼうのぱんや　きなり

サトウカヨさん

戸隠チームがお邪魔したのは、飯綱町でガラスアート作品の制作をされている、サトウカヨさん。
ご自宅がアトリエとなっており、バーナーを使った独自のスタイルで軟質ガラスを溶かして制作された、幻想的な作品たちに囲まれての取材となりました。

真鍮線にガラスを直接溶かしたもの、これをつなげて、「佇む」というインテリアを制作されているそうです。
マルシェでは、この「佇む」を好みの色とサイズでひねり合わせてつなぐ、「つなげるワークショップ」を開催して頂ける事に。

マルシェ当日も、参加者の子供たちをご指導頂き、やさしく見守って頂きました。
店内も、「佇む」がたくさん飾られ、真鍮の雰囲気とガラスの反射する光で、夏を感じさせない不思議な店内となっていました。
マルシェで唯一の体験系の店舗と言う事で、お客さんも大いに楽しんでおられました。

セッティングを終えた店内にて。
参加者たちは、うまくできるか緊張。は、していない様子です。サトウカヨさんも頼もしく思ってくれていたのでは。
お忙しい中ご協力いただき、誠にありがとうございました。
サトウカヨさんの作品はWEBサイトにて、閲覧や購入もできるそうです。
サトウカヨ

サンクゼールさん

日本各所でジャムやワインを販売されているサンクゼールさんも、本店は飯綱町にあります。
飯綱チームはこの、サンクゼールさんにお世話になりました。
サンクゼールさんはマルシェの会場として、本店の庭園も、期間中の３日間お貸しいただいたり、多大なご協力をいただきました。

取材の際は、本店にてジャムの作成を体験させていただきました。
普段おいしく頂いているものが、どんなふうにできているのか。丁寧に教えて頂けました。

マルシェ当日も、本店のショップに負けないように売り上げを出そうと、責任者の方まで巻き込んで、あれやこれやとお願いする元気いっぱいの飯綱チームの面々にも、全力でフォローくださいました。

サンクゼールのお姉さんと、やんちゃな飯綱チームのみんなです。
サンクゼールさまには、会場も快くお貸しいただき、ワインの瓶やコルク、空き箱などのマルシェ装飾用の資材も頂きました。
おかげさまで、キッズマルシェをとても素敵な空間にすることができました。ありがとうございました。
本店の庭園やその周りの風景は一見の価値ありです。
サンクゼール

ウッドファクターさん

妙高チームは、木工でオーダー家具や店舗什器の製作をされている WOODFACTOR.（ウッドファクター）さんにお世話になりました。
家具や什器等は、既製品ではなかなかしっくりこないもの、ウッドファクターさんは、利用する人の要望に合わせた製品を、独自の拘りを持って制作されています。

当然、素材となる木や、塗装に利用する塗料にも拘っていらっしゃいます。
一つ一つ、どのような思いを持って作ったのか、誰に対して作ったのか。熱く教えて頂きました。製品に対する情熱の熱量は、参加者の子供たちにも伝わったと思います。

こちらは当日一番人気だった、木製のスピーカー。機械は使わず、木の構造だけで音を増幅します。
類似のものはいくつかあったりもしますが、見た目が安っぽかったり、形だけだったりしてしまうもの。ウッドファクターさんの製品は見て、触ってみると、独特の迫力があり、やはり違いを感じました。

ウッドファクターさんに手伝ってもたらった、特製の看板と一緒にみんなで。
じつは妙高チームは、マルシェ前日の準備の日にウッドファクターさんが特別にお手伝いに来てくれました。いい感じの板などを貸して頂いたり、木での看板作りを手伝ってもらったり、ほかのチームからは羨ましがられたものです。
ウッドファクターさん、大変ありがとうございました。
ウッドファクターさんの拘りや、お仕事についてはこちら
WOOD FACTOR

よっこらしょさん

マルシェの日は特別ゲストに来てもらっていました。
ご覧のとおりのヤギちゃんです。実は飯綱町では牟礼駅の駅長にヤギが就任したりしており、ヤギがアツいのです。

これもまた、サンクゼールさんにお願いしてヤギのミルクをジェラートにして、試食配布したりもしました。
食べてみましたが、濃厚でややクセがあり、お酒に合いそうな味だな。というがよーだの感想です。

みんなの人気者だったヤギちゃんは、NPO法人飯綱高原よっこらしょさんに連れて来てもらいました。ありがとうございました。

むすび

飯綱町には、ミクロな視点で見れば、様々なことを仕事にして、自然との調和を大切にしながら活動しておられる方がたくさんいる事を、今回のキャンプを通して知ることができました。
また、手前味噌ではありますが、マルシェを通して参加者の子供たちにも、未来の生き方のカタチを見せてあげられたのかな。と思っています。
今回ご紹介させていただきました皆様には、期間中たくさんのお時間をとって参加者の子供たちのためにご協力いただきました。
重ねてお礼申し上げます。誠にありがとうございました。