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未来工作BLOG

2016.04.04

ワークショップ研究!ずくなし農園さんに見学に行ってきました

こんにちは。
未来工作ゼミのハカセ。よーだです。
本日は少し毛色を変えて、先日、ワークショップの研究のために見学に伺った様子を、ご紹介したいと思います。

重要建造物群保存地区の町並み 稲荷山

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向かった先は千曲市の稲荷山という地区です。文化庁の重要建造物群保存地区にも指定されている商家の町並みが見事でした。
稲荷山はその昔、宿場町として栄えたそうで、こちらはその本陣の跡だそうです。
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町を歩くと、趣のある建物が無造作に目につきます。案内をして頂いた、なりわい の方によると、あまり活用されず放置されたり、空き家になっている建物が多いとの事で、ちょっともったいないです。

なりわい さんて?
姨捨山のふもとに広がる、さらしなの地で、古民家の再生や、移住の促進などを行われている団体
倉庫の掃除ワークショップを開催するなど、交流も交え、地域の活性化を目指し活動されている。
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土蔵の中はこんな感じでした。こちらはすでに掃除されており、きれいになっていましたが、まだまだ掃除されていない蔵はたくさんあるそうです。古民具がたくさん置かれていることが多いらしく、お宝が発掘できるかもしれませんね。
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マルとアベちゃんも興味津々です。
もっとも、マルは古民家を3Dモデルにするときの資料として、アベちゃんはお宝のにおいを感じてと。差はあります。
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蔵の他にも、商家町時代の建物が多く残っていました。
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こちらはその昔、料亭だった建物だそうです。内も外も大変、雅やかな感じでした。なりわいさんは、ゆくゆくは、ここを改装して民宿にしてみたい。と考えておられるそうです。
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こんな階段を上がって客間に行くのは、贅沢な感じを味わえそうですね!

本命は畑の見学!自然体験の参考に。

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この日見学に伺った、大きな目的なのが、畑の見学でした。自然体験の一環として、農家体験と言うものがあります。実際にやってみたらどうなのか、未来工作ゼミでも注目しています。
写真は姨捨の棚田です。今はまだ何も植わっていませんが、時期になると田園の風景と、善光寺平の眺望を一緒に見る事が出来ると、評判の観光スポットでもあります。
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なりわいさんは、ずくなし農園という名称で、農業活動もされていらっしゃいます。
しかも、苗もビニールハウスで自家栽培するこだわりぶり。
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春先の時期でしたが、ハウス内にはハーブや水菜等の野菜が生き生き育っていました。
驚きなのが栽培方法で、無農薬の上、肥料もあげる事はないのだそうです。なぜかと言うと、その方が簡単においしい物ができるから。だとか。
農業と言うと大変そうなイメージですが、工夫や研究で“ずく”が無くても、おいしいものが作れる。というのは、発想の転換ですね。
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畑には、種を取るための野菜が残っていました。代を繰り返して、農法にあった品種にしていくのだそうです。
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と言う事で、取れたての野菜も頂きました。さすがに採れたてだけあって、とてもみずみずしく、おいしかったです。採れたてが食べられる。のは農家の特権です。
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そしてこんなマスの串焼きまで、いただいちゃいました。畑で食べる新鮮な食材は絶品です。
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食卓を彩るのは自家製の味噌。よーだの地元では結構、まわりのおうちで作っているのですが、長野市だとこれも珍しいですね。
使った大豆も、農園で自家栽培したものだそうです。正に自給自足。都会では難しいやり方です。

まとめ

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普段、ゲームは買うのではなく作っちゃおう!という掛け声のもと、ゲーム開発のワークショップなどを行っていますが、食べたい物を自分で作る。自分で採る。という事もこれからの時代必要になってくるのかな。と感じさせられました。
未来工作ゼミでは、ワークショップに役立ちそうな、モノやコトを日夜研究中です。これからも、こういった研究活動を報告していきますので、おたのしみに!
なお、写真は焼きたてのマスにかぶりつくアベちゃんですが、とくに意味はありません。

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