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未来工作BLOG

2023.12.28

PLAY&CRAFT

高校生向けの3Dゲーム開発講座を開催

はじめに

こんにちは、にしくんです。皆さんはこの冬いかがお過ごしでしょうか。

長野市は雪はあまり降らないのにとにかく寒いです。夏はあんなに暑かったのに…

この年末年始は風邪をひかないように暖かくして過ごしたいですね。

 

今回は11月11, 25日に横町LABにて開催したワークショップの様子をご紹介いたします。

長野で活躍する技術者を増やすために

なぜ今回の対象が高校生だったかというと、長野市では現在、パソコンやプログラミングの技術を生かして将来長野市で活躍してくれる人材を待ち望んでいるそうなのです。

 

都市部にある大学や専門学校に進学してそのまま県外に就職という流れはよくあると思いますが、そうなると長野で働く技術者がどんどんと少なくなっていってしまいます。それは困ったなぁ…

 

ということで長野市では未来ある高校生に向けキャリア選択の一環として長野にあるIT産業を知ってもらう場、そしてITの技術を活用した制作体験の場としてG.A.T.E naganoという取り組みを行っているのでした。

 

長野市の担当者の方と打合せをして日ごろお仕事として携わっているゲーム作りなら私でも少しはお役に立てるかもしれないということで今回お引き受けしました。

自己紹介とアイスブレイク

参加者の高校生はゲーム制作というお仕事に興味を持ってきてやってきてくれた方たちだったので

まずは制作に移る前に私がゲーム制作の道に進んだきっかけや就職をした経緯、作ってきた作品、

ゲーム制作の楽しいところや大変なことなどを含めて自己紹介をしました。

 

初めましての人同士が集まっていたため制作を始める前にアイスブレイクとして私の作った積み木のゲーム「wiggle」をみんなで遊びました。デジタルなゲームもアナログなゲームもゲームは人の輪を作るのにも一役買っていてほんと素晴らしいですよね。

銃で敵と戦うアクションゲーム

今回高校生にはUnreal Engine(アンリアルエンジン)というゲームエンジンを使って「銃で敵と戦うアクションゲームの制作」に挑戦してもらいました。ゲームエンジンというのは、簡単に言うとゲーム制作することに特化した様々な機能が入っている開発用のソフトのことです。

 

1日という時間をめいっぱいを使い、初心者の方にもできるだけわかりやすく伝わるように基本的な操作方法やプログラムの組み方、ゲーム制作の専門用語など説明しながら参加者の皆さんと一緒楽しく作っていきました。

 

基本となるゲームシステムが完成したら、次にプログラムの数値を変えて制限時間や体力や敵の数を変更したり、ステージに遮蔽物やトンネルを作ったりと自由にゲームを改造してもらいました。そして最後にどんなふうに改造したかを参加者の方々に発表してもらいました。

さいごに

勉強や部活などの忙しい中でゲーム制作というものに興味を持ってお時間を割いて来てくださった高校生の皆様ありがとうございました。高校生というのはこれからの将来の方向性や進むべき道を決めなければならないとても大事な時期にあると思います。そのような時期に一緒にゲームを制作する時間を共にできて私としても貴重な時間を過ごすことができました。

 

将来参加者方の中からゲーム制作に興味を持ってくれてその道に進む方が出てきてくれれば私としても嬉しいなと思います。そしてまたこれから将来長野に戻ってきて活躍して社会に貢献される方がたくさん育っていくことを願っております。私自身ももっと活躍できるように精進して参りたいと思います。

 

ではまた!

この記事を書いたクリエイター

ゲームプログラミングのハカセ

にしくん

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