VISION

未来工作ゼミのビジョン

つくることを楽しんで
すこし先の未来を
生きるチカラを育む

大好きなこと、心が躍ることを始めると周りの音も聞こえないほどに集中して日が暮れるまで没頭してしまった。という経験はないでしょうか。これは「フロー」と呼ばれている状態で、自らの内発的なやる気に後押しされた何かを学ぶのに最も適した状態だといわれています。

未来工作ゼミでは、何かに夢中になる時間、フローな時間を通して子どもたちが自ら考えて学ぶ力を育むことをサポートしています。ゲーム制作を例にとると、ふだん勉強が苦手だったり、机にじっとしているのが得意ではない子も、何時間でも夢中になって机に取り付いています。

一見勉強とは無関係ですが、ゲームを作るにはプログラミングはもとより、座標や回転といった高等数学や、セリフをしゃべらせる国語力、絵や音楽などの美術的な視点など多くの知識が必要になります。夢中になって本当に必要としているときにそれらの知識を得ることで、乾いた大地が水を吸うように吸収します。

プログラミングでいえばコーディングのような技術や知識を覚えることが重視されがちですが、大切なのは道具の「使い方」ではなく「何をしたいのか?」という、使う側の情熱、ワクワクする心を育てることだと私たちは考えています。
人は夢中になってなにかを作るときに最もよく学び、技術は自然と身についていきます。私たちはクリエイティブラーニングと呼ばれるこの考え方を元に、子どもたちが好きなこと、夢中になれることを見つけて、モノづくりを通して想像力を形にすることで様々な学びを得る機会と場を提供しています。

公式キャラクター紹介

みんなと一緒にモノづくりを楽しむ未来工作ゼミの公式キャラクター達を紹介します。

コーサク

勉強がちょっと苦手で不器用。負けず嫌いでときどき口が悪くなることもあるが、意外と素直で憎めない少年。
物の仕組みや工作、テクノロジーに興味津々で、好きなことへの集中力と、ぶっ飛んだ想像力はものすごく、作るのが楽しければ下手か上手かはあんまり気にしない。ちょっと個性的なファッションは彼の故郷の制服らしい。

ミク

コーサクの近所に住む女の子。
新しいものが大好きで、ネットで話題のものは何でもチャレンジしてみんなに教えてくれる。
コーサクに負けず劣らず、手芸や編み物、ダンボール工作、電子工作やプログラミングなどなど作ること全般が大好き。コーサクにも色々教えてくれるけれど、つい照れてお姉さんぶった言い方になってしまう。

モニタ

コーサクと一緒に暮らす友達(ペット?)
イヌっぽいけど、顔がちょっと古めのモニターになっていたり、しっぽがコンセントになっていたり、人間なみに頭が良かったりして、イヌじゃない不思議な生き物。人の言葉はしゃべれないけれど、顔のモニターに言葉を映したりしてコミュニケーションはできる。というか結構口うるさかったりする。一説には80年代のロストテクノロジーによって稼働しているとの噂。また、同種であろうタイプが数体確認されているという。

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未来に生きる子どもたちに
必要な学びとは?

未来工作ゼミが目指すこと

作ることを
楽しむ人を増やす

想像力(イマジネーション)と創造力(クリエイティビティ)は、人が持つ能力の中でも最も尊い力です。これからの未来を形作るのは、こうした人の「そうぞう」する力であり、その力を引き出し育むのは、遊びや、作ることに夢中になったり、自然の中で五感を使って動き回るフローな時間。私たちは作ることを楽しみながら夢中になって”そうぞう”する人たちを増やしていきます。

人間らしい心を育む

この先もAIやインターネットなどのテクノロジーはさらに発達し、まるで機械が中心の社会が到来するように思えてきますが、コンピューターに指示を出すのはあくまでも人です。
機械は、ワクワクすることもなく、自ら望んで楽しいことを考えたりもできません。これからの子供たちに必要な力とは、そうした機械では代替できない、楽しむ・情熱をかたむけると言った「人間らしい心」を軸とした力を育むことだと考えています。

子どもたちと共に学ぶ

未来工作ゼミでは、大人は何かを教える先生ではなく、共に作って遊び、学ぶ存在として教育ではなく共育を行うように心がけています。子供たちがアイディアを思い付いたとき、直ぐに「やり方」を教えてしまうということはしません。なぜなら、仮説を立て実際に試してみる中で、失敗を重ねて自分自身で学ぶ力を身に付けることの方が、知識としての「やり方」よりも大切だと考えているからです。

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