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未来工作BLOG

2017.01.20

おぶせ未来工作合宿2日目レポート

こんにちは。
未来工作ゼミのよーだです。
ミニ四駆の改造を通じて、フィジカルコンピューティングやIoTなど今のモノづくりの一端に触れるワークショップおぶせ未来工作合宿の2日目の様子をレポートします。

通信て何だろう?

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2日目の始まりは、ちょっと眠たくなる?講義からでした。
よーだが「通信」ってどういうもので、今回どういう風に活用したかを話します。
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実際に「音」や「光」を使って、よーだと参加者が「通信」したりもしました。
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実際に、ラジコン化によってミニ四駆とスマートフォンが通信して、決まったルールで情報をやり取りしていることを、何となく学びました。

団体戦に備えて改造!

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講義の後は、お待ちかねの団体戦。アベチャンよりルールの説明です。
簡単に言うと、フィールド上のボールを自分のゴールにいれれば得点。サッカー式です。ポイントはボールの大きさ。より大きいものは得点が高いため、積極的に狙っていく必要があります。
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ルール説明後は改造タイム。ボールを運びやすいように段ボールやミニ四駆の端材などで、車体をカスタマイズします。
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各チーム出場選手は3名ずつ、各自どんな役割をするのか、作戦も練って改造します。
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結果的にはこんなのや。
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こんな感じ。色々な考えを実現した車両がそろいました。
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入賞者には個人戦と同じく未来工作ゼミ特製のメダルが授与されます。こちらもみんな欲しがってくれ、戦い前からすごい熱気でした。

団体戦開始!

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各車両そろったところで団体戦開始。チームごとのトーナメント戦です。
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ポイントはやはり超高得点の金の球。木の上に乗っているため一筋縄でゴールすることはできませんが、ゲットした時の破壊力は抜群です。
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ゲーム中、他のチームの動きを見たり、勝ち抜いた後に1回戦の反省を生かして再改造する参加者が多数。どうすれば勝ち抜けるかをみんな真剣に考えて、限られた時間の中で対応します。
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工夫も様々で。自陣から動かず守りに徹するゴールキーパーに特化した車両も。ゴール前の攻防が熱かったです。
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チームごとの対戦となることで、結束も高まり対戦はヒートアップ。実況も聞こえないほどの喧騒に。
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各チーム必死で優勝を目指します。惜しくも負けてしまったチームも、みんなあきらめずにベストを尽くした車両、メンバーばかりでした。
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優勝はご覧のチームのみんな。なかには個人戦優勝者の姿も。作戦と操作の腕がポイントだったようです。

さらなる魔改造!?

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お昼を食べて団体戦の興奮がひと段落したころ、ご協力いただいた株式会社Cerevoさんのご指導のもと、さらなる魔改造と題したプログラムを行いました。
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今までキット通りに完成させたミニ四駆ラジコンに、LEDを付けてライトを光らせよう!というもの。さらに頑張るとフォトレジスタをかませて、暗闇になったときに自動で光るように改造できたりも。
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テキストはありますが、キットではなく配線図を確認しながら、自分で工夫してLEDを装着する必要があります。
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午後にはお父さんお母さんが合流してくれた参加者もおり、家族一丸となって?ミニ四駆のさらなる改造に挑みました。
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完成したラジコンは、個人戦レースや団体戦に合わせた改造と相まって、世界で無二の物に。
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自分で選んでステッカーを付けてみたり、みな愛着を持って遊んでくれました。
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魔改造完了後は、団体戦のフィールドで自由に遊びます。クラッシュして壊れたりもしますが、自分で直せるので安心?ですね。

最後はちょっと考えて締め括り

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ワークショップの最後は、2日目の初めによーだから出ていた課題に挑戦です。
「通信」ってどんなものか、何となくわかったところで、通信を使ってどんなことができるか?なにと通信してみたいか?をみんなで話し合いました。
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今回改造したミニ四駆も、キット化される前は「ミニ四駆を自由に動かしてみたい」という発想だけがある状態で作られたものだと思います。
何事も、まずは想像することから始まります。ワークショップを通して体験したことで気付いたことや思ったこと、みんなで話してもらいました。
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このチームは「ポストと通信してみたい」という案を発表してくれました。郵便物が来たことを「音」をつかった通信で、居間にいる家族に教えてくれるポストがあったらいいな。というアイディアです。
これはひょっとすると、小学生でも可能な電子工作で実現できそうです。発想の仕方がわかるだけで、ちょっとだけ世界を便利にできそう。そんなことに気づいてもらえればと思いました。

むすび

ミニ四駆を改造して、レースをして、みんなで一緒に泊まって。チームで団体戦を戦って、キットに無い改造をして。1泊2日の間に、様々な体験ができたワークショップでした。この体験が参加者のみんなにとってためになるものであったら幸いです。
最後になりましたが、ご協力いただいた小布施町役場の皆様。株式会社Cerevoのスタッフの皆様。お手伝いいただいたスタッフ。小布施町の施設をお貸しいただいたり、美味しい食事をご提供いただきました皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。
ご協力、ありがとうございました。

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