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研究員ののん気なコラム(いりゅ~#1)

研究員のいりゅ~です。プレクラや未来工作ゼミのワークショップで皆様の前に立つことは稀なので、ご存じの方も少ないかと思いますが、普段はプログラマーとしてアソビズムや未来工作ゼミのアプリ開発を行っています。

 

現在も教育とゲームを融合させた新しい体験が出来るようなアプリ開発をしていて、今年には一般公開をする予定になっておりますので、公開の際には是非ともアプリを遊んでいただければ幸いです。

 

さてプログラマーとして普段仕事をしているわけですが、実際どんな仕事ぶりなのかは判らない方がほとんどではないでしょうか?

なんとなく”パソコンの前に座ってキーボードをカタカタしている”というイメージなのかなと、

実際そのイメージ通りで、ものスゴイスピードでキーボードをカタカタしています。ええ、それはもうワープロ検定顔負けのスピードでタッチタイプができます。・・・というのは誇張し過ぎではありますが、プログラマーにとってキーボードは”仕事道具”なので、世間一般の方よりは扱いが上手いと自負しています。

↓ぐらいのコードであれば30秒ぐらいでパパッと打てます(※入力補完とコピペを駆使しますが)

仕事と仕事道具

プログラマーにとってのキーボードのように、どの職業にも仕事をする上で欠かせない道具があります。

 

たとえば料理人であれば包丁であったり、プロ野球選手ならバットとグラブ、大工さんならノコギリや鉋(かんな)などでしょうか、こういった専門的な職業でなくとも、例えば一般事務職でもパソコンやペンなどがそうでしょうし、飲食の接客業でもレジや注文を入力するPOS端末だったりが仕事道具と言えると思います。

 

仕事道具の扱いは、日々の業務で上達していくものですが、専門的な職業に就くためには、そもそも仕事道具が上手に扱えないと就けない場合が多く(バットもろくに振れない人がプロ野球選手にはなれないように)、プログラマーも同様で、「キーボードでタッチタイプできますか?」という質問は採用面接の場では行われず、”使えて当たり前”として質疑応答が行われます。

 

一般事務職などでも、10数年前であれば「パソコンが使えますか?」と質問されていたのかもしれませんが、現在ではパソコンでメールや表計算ぐらいは”使えて当たり前”という世の中になっていて時代とともに”使えて当たり前”が変化してきていると感じています。

 

使えて当たり前

日本であれば、ほぼすべての仕事で必要となる、ペンの扱いは義務教育の過程で学ぶことでしょう、ハサミやノリ、定規などの一般的に使いそうな道具の扱いも学んできましたし、包丁なども基本的な扱いは家庭科などで学びました。パソコンについても一般的に使用することが増えたため、義務教育の過程に含まれるようになりました。

 

そういう意味では、よほどの専門職でなければ”使えて当たり前”は義務教育の中で学べているのだと思っています。

違う視点で見ると、「小中学生の段階で学んで扱えるような道具でないと一般的な仕事の道具としては普及しない」ということなのかもしれません。

既に、パソコンよりも扱いやすいスマホやタブレットが仕事道具として選ばれることも増えて来ていますし、もしかしたらゲームのコントローラーのようなものが仕事道具として活躍する未来が来るかもしれません。

(キーボードのように習熟が必要な道具は、徐々に一般から消えるかもしれないと考えると、早くタッチタイプ出来る!というプログラマーのカッコよさが伝わらなくなり、ちょっと悲しい気持ちにもなりますが^^;)

↓小1の娘でもタブレットであれば思った通りに文章が打てています(絵文字多めですが)

日々使っている道具を再確認してみよう

子供でも大人でも日々色々な道具を使って生活をしているかと思います。

その中に、「なんかこれを使っていると楽しいんだよね」「これなら誰でも簡単に上手に使える」といったものはありませんか?

 

もしかしたら、それが将来の仕事道具になって、第一人者のスペシャリストとして名を残すようなこともあるかもしれません。

そんな目線で道具を見てみると、また違った発見が出来るかもしれませんね。

この記事を書いたクリエイター

プログラミング研究員

いりゅ〜

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