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2021.02.19

レポート

中学校技術授業でプログラミング!新島学園中学校1年生授業_2020年度レポート

こんにちは。
未来工作ゼミのハカセ。よーだです。
群馬県の新島学園中学校ではデジタル工芸教室と称して毎年全学年全クラスに対してプログラミング授業を行わせていただいています。
今年も中学校1年生の技術科でプログラミング授業を行ってきましたので、その時の様子をレポートします。

キータッチとプログラムを使って電子楽器を作ろう!

1年生はデジタル工芸教室でのプログラミング授業は初めてです。定番のScratchを使って授業を行いました。各クラスともScratchを見たことがある、触って事があるという生徒は大体20%程度で、比較的少ない方かなという印象でした。
当然初めての生徒もいますので、何かイベントが起きたらプログラムが動くという基本を使って作って遊べるテーマとして「キータッチとプログラムを使って電子楽器を作ろう!」を採用して開発に臨んでもらいました。

完成した作品たち①

この週は3クラス授業を実施しました。
それぞれのクラスで個性的な作品がたくさんできましたので紹介していきたいと思います。
左側の作品はケーキをかたどったパネルに銀紙のナイフを当てるとプログラムが実行されてハッピーバースデーが流れるというもの、曲調が変化したり録音した声が流れたりといったひと工夫もありました。
右側の作品は紙コップと紙皿で出来たドラムです。画面内にキャラクターを配置して音に合わせて動くギミックが作られていました。

完成した作品たち②

左側の作品はキータッチの接点全てに配線された楽器です。反応するとギターやシンバルなど、それぞれモチーフとした楽器の音が流れます。人間もいて、もちろん対応した音が流れました。
右側は風船で作ったカエルの楽器?一部に接点が付いていて触ると鳴きます。ほかにも風船で作ったひよこなどがキータッチに反応して鳴きだす。見た目に賑やかな楽器でした。

完成した作品たち③

右側は動物の絵の描かれた接点をキータッチのEARTHにつないだ地面にのせると画面内の対応したキャラクターが鳴きながら動きまわる楽しい作品です。
左側はなんとキータッチを二つ連結して作った楽器です。ピアノ、ドラム、シンバルが一つのプログラムで動くように設計されていました。

むすび

今回行った授業ではとくにプログラミングとは何か、やどのように考えるかを教えることはせずに、とりあえず手を動かして、自分たちで解析して作ってもらう事を重要視しました。
そのかいあってか、どのクラスどの班も困ったことや分からないことは周りで相談したり試行錯誤したりして、自発的に学びあいながら素晴らしい作品の数々を完成させてくれました。

この記事を書いたクリエイター

プログラミング研究員

よーだ

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