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おぶせ未来工作スクール 1日目
こんにちは。
未来工作ゼミのタケさんです。
プログラミングによって動かせる「自走ロボット」や「ドローン」を使ったワークショップ、おぶせ未来工作スクールを3月2日(土)、3日(日)に小布施町で開催しました。その1日目の様子をレポートします。
まずは、ハカセのアベちゃんから自走ロボットの「mBot」、ドローンの「Tello」、何でもキーボード化する「Keyたっち」の使い方を伝授されました。
例えば、ダンボール、アルミホイル、Keyたっちを使ってペダルを作り、ペダルを踏んだ時だけ自走ロボットが動くようにScratchでプログラムを組むと・・・
ペダルを踏んでいる間だけ自走ロボットが動き、離せば止まるようにもなります。
さっそく、コントローラを作り始めるチームもあれば・・・
ドローンの離発着場(ヘリポート)から作り始めるチームもありました。
こちらのチームは、プログラミングによってラジコン化していました。
そのラジコン化したドローンでダンボールのトンネルをくぐらせるという挑戦もしていました。
自走ロボットやドローンをラジコン化したり、いろいろな物を作ったりして遊んでいるうちに、あっという間にお昼です。
ロジェさんのおいしいお弁当タイム!しかもデザート付きです!
午後も自走ロボットやドローンで楽しく遊んでいると、なんと小布施町長からご依頼が・・・!
観光、福祉、教育の3つの分野でお困りのようです。
子供たちは発明によって小布施町を救うべく、会社を設立して(という設定で)開発に着手し始めました。
まずは、案を考え書類にまとめて「おぶせまち やくば」の窓口に提出し、審査を受けます。
先ほどの3つの分野に入っていなかったり、具体的な説明ができていなかったりすると差し戻されることも・・・。
許可が下りると新たな資材の提供を受けられるようになります。
こちらのチームはある程度できあがった実物を使って申請内容を説明し、許可をもらいました!
会社という設定もあってか、いつの間にか役割を分担していました。
かなり形ができてきたところで中間発表です。
こちらのチームは自走ロボットとドローンで荷物を運ぶようですが、管制官が指示を出したり、自作のコントローラで操縦したりしていました。
このチームのコントローラは操作性が良かったため、この中間発表を見た他のチームでも取り入れられていました。
こちらのチームは、何と全自動のドローンが荷物を運んでいました!
分業していたチームも形になってきたようです。
日も傾いてきたところで、片付けと掃除をして1日目は終了。
自走ロボットやドローンをプログラミングによって動かして遊びながら、できること、できないこと、難しい点を知ってもらい、その上で、町長からのお題にチームで挑みはじめました。
自分たちにできること、使える材料、解決したい課題・・・。それらをどう組み合わせて、どうやって解決するかを考え、話し合い、実際に作っては試し、繰り返し改良するという、会社での仕事やNPO法人の活動などと同じような流れを体験してもらいましたが、少なくとも、作って遊んで楽しかったという思い出が残ってくれたらと願っています。
1日目は、ダンボールやアルミホイルなどの身近にある限られた材料でも、アイディアと想像と工夫によって様々な物ができていました。
明日の2日目は仕上げの日。はたしてどのような物ができあがるのでしょうか。お楽しみに!
2日目の様子はこちら
「手をつないでも電気は通ったが、耳は電気を通すのか?」という疑問が湧いたとのことで実験中。
どうやら電気を通さなかったようです。
ならば「手をつなぐ人数を増やしたらどうなるか?」ということで再実験。
もっと人数を増やしても電気は通りそうでした。
こちらはドローンが操縦不能になり、とんでもない状態で引っ掛かって動けなくなるという事態が発生しました。ドローンは要注意です・・・。
あまりにもとんでもない状態だったため、スタッフも思わず写真を撮っていました。
いくつかのチームのコントローラを見せてもらいました。見た目、機能、操作性など、こだわりが感じられます。
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